歌詞

□東京レクイエム
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光源遥か 東京レクイエム
口をついた言葉は すさぶ風にさらわれ
これは憎悪ではなく むしろ愛なのだと
私の目の前を 廃墟に変えた人
もはや届かない 君を呼ぶ声は



むせぶような靄(もや)の中で 幻視に浮かぶ摩天楼の影
中空から贄(にえ)を求め 黒い鳥たちがさざめき出す
花の都 東京



荒野にそびえ立つ 赤錆びたオベリスク
過大な重力が 生き物を地に這わせる
人間だけが 余計な風景と
かつて雑踏の中で うそぶいてみせた人
やがて太陽が すべて焼き尽くす



この世界の中心で 真っ暗闇が口を開けている
失われた魂の 声にならない叫びを聞く
愛と夢の 東京



むせぶような靄(もや)の中で 幻視に浮かぶ摩天楼の影
中空から贄(にえ)を求め 黒い鳥たちがさざめき出す
花の都 東京



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