歌詞

□ねがいごと
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あかい あかい ゆうやけぞら
ななめにのびた かげをおう
とおくはなれた ところから
とりたちがくもを わたってゆく


かぜのながれに そうように
きょうもじてんしゃを おしてく
しゃどうにみえる しんごうが
すこし ちかちか まぶしくて


そよぐかわべに うつったぼくのかおは
きのうよりも すこしだけど
やさしいかお してるかな?


はっぱのなくなった かれたなみきが
それでもふくかぜに えだをふるわす
もうすぐゆうひが しずむね
おつきさまが にっこりと
てをふる


ひろばのさきの かいだんに
こしかけて まちをながめる
これでぼくは もういくよと
びゅんと ふゆがふきぬけてった


そらにむかって ひびいた ぼくのこえは
きのうよりも すこしでいい
とおくまで とばせたかな?


ほそいろじうらにも あかりがともり
まんまるいひかりが ぼくらをてらす
ほしがよるを のぼってゆく
たかく たかく ゆっくりと
ほほえむ


いつのまにか ビルのやまも
すこしづつめを そっと とじはじめたころに
えきまでむかえる おやこ
ゆびをにぎって でかけるおとがする


よろこびあうひと


わらうひと


しょげるひと


すがおのまちが


すらり そらをぬけ ゆれてきえる
ぬくもりの のこる よるのおわりに
あすをねがう


たくさんのおもいが のぞみが ゆめが
かたちをつくりだし きおくをかざる
とおくに いってしまっても
わすれないでいるように


きょうも ほら
ぱっ ぱっ ぱっ ひとつ ふたつ
ほら ぱっ ぱっ ぱっ おもいでになる
こうしてきょうも すぎてゆく
おつきさまは にっこりと
てをふる



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