稲妻)短編夢

□少しの
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私は今、片思い中です…

相手は雷門サッカー部のエースストライカー…、豪炎寺修也くん。


一応、豪炎寺くんとは何回か話した事は…あるけど…

いつも、一言二言で終わっちゃう…


あぁ、もう!
これから私はどうしたら良いのですかっ?!


「…って、ウジウジしてても仕方がない!!
上を見て、元気出して頑張ろうっ!!」

私は自分に言い聞かせる様に言う


…って、早くサッカー部マネージャーとしての仕事しないとっ!


私は、ドリンクを持って部室を出る



秋ちゃんに「ドリンク用意出来たよー」って言ったら
「みんなー、休憩にしましょー」と秋ちゃんは言った

私は豪炎寺くんのタオルとドリンクを持って行く


「豪炎寺くん、お疲れ様っ」
はい、とタオルを渡す
「すまない、」
そう言いながら汗を拭く豪炎寺くん


あぁ〜…、やっぱり格好いいな。。

私が豪炎寺くんに見とれてると
「ドリンク…、貰っても良いか?」

と言う声で我に返る私

「ぇ…あっ、はいっ!!」

そんな私を可笑しく思ったのか、豪炎寺くんがクスクス笑いながら
「上原、面白いな」なんて言われたものだから
恥ずかしくて、顔が赤くなるのがわかる

だって物凄く顔が熱いんだもん…



「上原…、大丈夫か?」

「うん、」
もぅ、これは豪炎寺くんのせいなんだからね…

「そうか…、それなら良いんだ」

そう言って私にタオルとドリンクを渡し―…
「あまり俺を心配させてくれるなよ、琴音?」


彼は…豪炎寺くんはふわりと笑い、またグラウンドに戻って行った





ねぇ、恋の神様。
この恋…少しは期待しても良いですか?










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