稲妻)短編夢

□ケーキより甘い
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ピンポーン―…

今は21時、こんな時間に誰が来たんだろう…


そう思いながら俺は玄関に向かった
ドアを開けるとそこには白い箱を持った隣部屋の人―…琴音さんが立っていた



「琴音さん?
どうしたんですか、こんな時間に…」

「いやぁ…、立向居君とケーキ食べようと思って…」


そして琴音さんは控えめにケーキの入った箱を俺の目の前に出してきた


「なるほど…、
じゃあ入ってください」

そして俺は琴音さんを部屋に招き入れた



琴音さんが部屋に来るのはこれが初めてじゃないし…
自分で言うのもあれだけれど、結構琴音さんと俺は仲が良い


まぁ、俺は琴音さんに恋心を抱いている訳だが…





 
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