稲妻)短編夢
□たまには君から…
1ページ/3ページ
「先輩せんぱーいっ!!」
「…あっ、成神君」
後ろから声がしたので振り返ると、そこには後輩の成神君がいた
「琴音先輩!一緒に帰りましょっ?!」
「ごめんね、成神君…
今日は渡と帰る約束してるから…」
「なんであのデコ見先輩なんですかっ?
それに…、今日はじゃなくて今日"も"でしょ、先輩?」
そう成神君は言って「またいつか、絶対一緒に帰りましょうね?
デコ見先輩は、まだ部室ですよっ」
と付け足し帰って行った
ごめんね、成神君…
私は心でそう呟きサッカー部の部室を目指した