稲妻)短編夢
□小さな恋、
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「あの…先輩って、俺が小6って知ってから…
何か…、前までと扱いが違いますよねー…?」
今私達がいる場所は、合宿所の私の部屋。
虎丸は私の部屋を訪ねて来るなり、いきなりそんな事を言った。
『……えっと、用件はそれだけかい?』
「それだけって……、
一応、俺にとっては大事な事なんですよっ…!!?」
私が座っていたベッドの上に虎丸も座っり…、
グイッと私に近付いた。
『わわ、解ったから…
とりあえず落ち着いて、私から少しで良いから離れてくれるかい?』
ヘタしたら、私の息が虎丸にかかりそうな距離。
「先輩は俺のこと子供扱いしてるし、
…別に男として意識してないから…、これぐらい平気ですよね…?」
こいつ、確信犯だな…
この、鬼!小悪魔めっ!