□ても、
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…俺は何故…

何故…、まだあいつの事が気になるのだろうか…



いや、まだ好きなのだろうか。の方が正しいか…





「よォ、鬼道チャン」

「……何だ、不動か…」

「何だってなんだよ?
…せっかくこの俺が鬼道チャンの部屋まで来てやったんだぜ?」

「…はァ…、悪いな不動。
今はお前の相手をしてやれそうにない。」

今は自分の事で精一杯だから、な


はァ…、俺はどうしてこんなに豪炎寺の事が気になるのだろうか……



などと考え込んでいたら「…そうかよ、」と不動は部屋を出て行ってしまった



はァ…、と俺はもう一度ため息を吐きベッドに寝ころんだ


刹那、二回のノックと「鬼道、居るか?」と言う声で俺の脳は一瞬フリーズしたが
すぐさま脳をフル回転させ「あぁ…、入って良いぞ」と冷静さを装う




扉が開き、
俺が今一番会いたかった豪炎寺修也が…そこにいた



「鬼道悪いな、せっかく久しぶりの休みなのに」

「いや、大丈夫だ。
それより豪炎寺、どうしたんだ?」


「別に用事は無いんだが…。
久々に鬼道と話したいと思ってな…
最近互いに忙しくて話しすらしてなかっただろ?」


「あ…、あぁそうだな…」


予想外だった…。
豪炎寺が俺と話したいと言ったことが…

 
 

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