□あいつより俺?
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―あれ、アイツがいねぇ…


それは、午前の練習の事だった

俺はいつも居るはずのそいつが居ないことに気付く



不思議に思った俺はいつもアイツの側にいる綱海に聴いてみたが

「俺よりお前の方が良く知ってるだろ?」
と、この有り様だ


仕方なく俺は鬼道チャンに聴いてみたら風邪とのこと、
俺は鬼道チャンに「ちょっと練習抜けるから」と伝えアイツの部屋へと急ぐ







―…ガラッ、
俺は部屋へと急ぎ着くと同時に扉を開く

中に入るとソイツは眠っていた

「…ったく、心配させんじゃねぇよ…バーカ」


俺はそう言いながらも、コイツのベッドに座る

少し息苦しそうで、頬を赤くしてコイツは眠っている



無意識の内に、俺はコイツの髪を撫でていた

「んっ…、」
と言う声と共に俺の愛しい奴が起きた


「あ、れ…不動さん…?」

目を擦りながら、俺の名前を呼ぶ

その行動が可愛くては、俺は慌ててその場から離れた


だって、照れてる顔なんて見られたくねぇからな…

とりあえず俺は、扉へと向かい歩き初め最後に…

「これ以上、俺を心配させんじゃねぇぞ…バカ勇気」


と言い、俺は部屋を後にした







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