稲妻)短編夢
□君のリズム
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「君は綱海の事、好きなのかぃ?」
楽也先輩が突然、私に問いかけてきた
「えっ…と、何でですか?」
突然の問い掛けに私は答えないで質問した
「今はこっちが質問してるんだけどな…」
「ぁ…、すいません…」
「いや、良いよ。
それよりなぜこんな質問をしているか…だったよね?」
「ぁ、はい」
隣に座っていた楽也先輩は、こっちに向き直り…
「君が…、琴音が好きだから」
そう言って、「君はどう?」と問う
「私は…、」
答えは前から決まっている
でも…、答えようとしても心臓が煩くて……
意を決して答えたら、
「君のリズムは心が安らぐ」
なんて言ってくれた
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