稲妻)短編夢
□大切な
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裏切られた…
風丸君に―…?
だって、今…。
―…ううん、
きっと何か理由があるはず…。
そして私は、教室の後ろのドアの隙間から教室の中を見る。
今、私がいる場所は廊下
で、私が見ている教室の中には風丸君と一人の女の子。
風丸君と一緒に帰る約束をして、
遅いから教室に来て見れば…
風丸君と女の子が、キ…キス、してた。
だって…でもっ、
昨日風丸君から告白されて…、
風丸君は…、私の彼氏なのに……。
―私はただ、教室の中を見ていた。
そしたら、教室の中の風丸君達と目が合った。
『―…っ!』
思わず私は廊下を走った。
多分…いや、私は絶対泣いていたと思う。