*シノグロッサム*

□萌え
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「いよっしゃ―!!食券GET☆」



「おめでとー」



「んだよ名字、テンション低いぜぃ?」



「疲れたんだよっ!;」




体育祭二日目の今日は朝から走って打っての繰り返しで、クッタクタ

隣の赤髪くんはバスケの試合で準優勝の食券貰って喜んでるし…

あ、優勝はうちのチームね〜




「でもお前スゲーよな;
短距離走も長距離走も一位とっちまう何てよ〜」



「他の人が遅いだけじゃん?」


「……………喧嘩うってんのか?;」



「うん、八つ当たり。ごめん」





一位は獲ったよ?
だって真が真面目にやらないと口聞かないって言うんだもんっ!

おかげで、全部全力疾走したからマヂでグッタリさ アハハ...




「残ってんのは、午後のテニスか?まぁコレだけは脚力があっても技術が無きゃな〜」



「あはは〜だね」



「まっ!決勝戦まで行ったのがスゲーんだからさ、食券貰って来いよ(笑)」



「あははは……はあ;」



「名字せ〜んぱいっ!!」



「狽ョはっ」



「狽ィいっ、大丈夫かよぃ;」




名前を呼びながら走ってきた九条さんが、背中に抱きついてきたのを支えきれなくて、前のめりになり両手両足を地面につけ何故か懺悔(ざんげ)のポーズをしてしまってるし;;





「きゃ―!!!先輩大丈夫ですか!??;」



「大丈夫……だから、背中から降りてくださいっ」



「本当に本当にごめんなさいっ」




分かったから、早く降りて欲しい……かなι





「だーっ!!、九条こっち来い」



「きゃぁ??」




あ―ι
頭が回るぜちくしょお;;



「名字…立てるか;」

「じょ〜ぶりん」


「いや、わかんねぇ;」


「…っ、先輩ごめんなさい」



目の前にしゃがみこみ、涙目になりながら謝ってくる九条さんの頭を撫でながら、大丈夫だと言い聞かせる



「何か用があったんじゃないの?」



「あっ…その、次が私の試合なので見て欲しくてっ」


「次…って、テニスか?」


「はい!小山先輩との一騎討ちですっ」




ん?一騎討ち???




「じゃぁ見に行こっかな……丸井はどうする?」




「(真の試合っ)……行く」


「じゃ、行こっか?」



「はいっ♪♪」





「………九条さん、この手は?」




「えへへ//」






手を繋いで歩くのは別に良いんだけど



めっちゃ注目浴びてますがな;







...
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