*シノグロッサム*
□変身
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「……むー」
「真?ι」
前回の話から早3日がたち、真のお父さんにお願いして立海に編入の許可を貰い通えることになったのですが
不機嫌な真ι
その理由の一つが、お兄様が手配してくれたマンション
「せっかく名前と暮らせると思ったのに!」
そう、一緒に暮らして休みの日はショッピング♪ なんてはしゃいでたから、聞いた時はちょっとショック
「でも、そんな遠くないしいつでも遊びに来てよ?」
「うん♪でも、流石と言うか跡部財閥所有のマンションなだけあるよね」
「かな?普通のマンションじゃない」
「嫌もう、マンションって言うよりホテルだよ」
リビングでお茶をしながら、真が部屋を見渡すから私も吊られて見る
確かに1人で住むには、広いなと思うけど…
「で、 ソレ の理由をもう一度」
若干青筋をたてながら、真が指差す先は…… 私の頭
「だから〜、男装するから邪魔かなって」
「邪魔とかの問題以前に何故、男装!?なんで、ショートにしちゃったのさっ!!」
「お兄様…あ―、景吾が男装しろって言ったから?」
「……景ちゃん次会った時、ぶっ叩く」
「いやいやいやι」
真が怒っている理由その2が、ロングだった髪をショートに切ったから らしい
まぁ、確かに腰まであった髪をバッサリ切ったのは勿体ないかなって思ったけど、跡部家の人間ってバレないように変装する為だし、良く分かんないけど景吾が男装しろって言ったからな
「お兄さ…景吾が、言ったからってのも有るけど、さっき言ったように立海では跡部財閥の人間って知られなくないの」
「だから名字も性別も変えるの?」
「うん」
「……はぁ。わかった、分かりましたー」
「真?」
「話もちかけたの私だし、協力する」
「っ、ありがとう♪」
「何か面白そうだし?w」
「こらι」
「ふふ まずは言葉使い変えなきゃね?」
「ゔ…」
「普通の女子中学生はお父様とかお兄様って呼ばないよ?」
「し…指導お願いします;」
「は〜い♪♪」
編入するまで後、二日
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