*short*

□すれ違い
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「奈落の城が見つかったぁ!!!?」



「犬夜叉、あまり大きな声を出すものではありません。」












今、私たちは小さな村に来ていた

奈落の情報が入ったのは良いけれど既に日も暮れ、続きは明日と言う事になった

弥勒様のお陰で?;宿が決まり今日はこの村の長者さんの家に泊まることになった




「しかしよぉ、弥勒急がねえとまた消えちまうぜ!」


「だからと言って日も暮れ闇にのまれた今、出歩くのは危険です。今日は休み明日、向かいましょう?」



「弥勒の言う通りじゃな、犬夜叉焦ったらヤツのツボじゃぞ」



「ちっ」




奈落……か

実際に会ったこと無いんだよね…

みんなを不幸にしたひどい妖怪

でも…元は人間だっんでしょ?

好きな人を取られたくなくて……

好きな人を傷つけてしまった




「……っ!!!」




一体どんな気持ちで……



「名前ちゃん?」



「あ、えっ…かごめちゃん、何?」



「ボーとしてどうしたの?」



「うん、ちょっと考え事…大したことじゃ無いんだけどね」




 コンコン



か「はい?」


「失礼します」




か……カワイイっ

男の子!?



襖が開き同い年位の男の子(顔が綺麗で女に見える;)が、顔をのぞかせた




か「どうかしました?」



「入浴の準備が整いましたのでご報告に」



「……て、お風呂有るんですか!?」




ヤバいテンション上がる♪



「小さいながらも温泉が有りますので、よろしければいかがでしょう?」



か「わ〜、ありがたくちょうだいします♪♪」



「かしこまりました。突き当たりを右に曲がりますとございますのでごゆっくり」




あ、帰っちゃった。



「やったね♪行こ行こぉ」


「かごめちゃんはしゃいでる?」



「だって温泉だょ!?さっ、珊瑚ちゃんもレッツゴー」


「あ、ああ…烈豪?」



ぱたぱたと歩くかごめちゃんの後に着いて部屋を出る



「あ、先に行ってて?トイレ行ってくる」


か「分かったわ、先に入ってるね♪」

























「………」



「そんじゃオラも…」


ギュム



「手を離さんか犬夜叉!!」


「……どこにいく気だ」



「風呂に決まっとるじゃろ」



「ふざけんな!」

 ボカッ


「いっ、弥勒(泣)」


「よしよし、犬夜叉あまり乱暴を働くんじゃありません」



「ふん、どうせお前も覗きに行こうとか思ってたんだろ―が、」



「ギクッ」



「喋ったらあかんじゃろ」




...
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