日常風景!

□バレンタイン後の話
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炎「和乃、」
「何が言いたいかはもう分かってる。」
炎「流石俺の幼馴染・・・」
「いやまあ、うん。あんた小四から毎年じゃん断れよ」
炎「それは流石に可哀想だろ」
「・・・じゃあ後で裕太ん家行くわ」
炎「頼んだ」





「ゆーうーたあああああ!!来てやったぞおおお!!」
裕「和乃煩い。が、助かった」
凌「さっさと来い」
「・・・帰るぞ?」
凌「すみませんやめてください」
「よろしい。で、土産だ野郎共!!」
三人『有難うございます!!』
「ところで家入れて」
裕「あ、悪い」


「にしても毎年すごいねぇ、チョコ」
炎「本命に渡せなかったのとか義理とか女子からの友チョコとか・・・多分本命とか色々貰うからなー」
「今年は何個?」
凌「16」
裕「14」
炎「20ジャスト」
「・・・あんたらにはキツイ数だな」
裕「うっわ甘っ!」
「そりゃそーだろうよ。助っ人呼ぼうか?」
凌「いや、いい」
裕「俺らが貰ったやつだし、自分で食う」
「それも毎年譲らないね」
炎「だってほとんどは俺ら宛てだろ?(違うのも少し混ざってるけど。)なら自分で食い切らなきゃ相手に失礼だ」
「・・・あんたらが何でモテるのか、何となく分かる気がする。」
裕「え、ありがとな?」
凌「疑問形www」
炎「ところで土産は」
「あ、忘れてた。ほれ」
凌「煎餅と緑茶キター!」
炎「和乃分かってる!」
裕「毎年ありがとうな」
「いいって。ほらさっさと食べちゃいな!」
凌「取り敢えず今日中には終わるな」
「あれ、意外と早い」
凌「今年は本命断ったから」
裕「それで16か。あ、俺もう無理」
「ちょ、早い早いwww」
裕「うっせ、チョコは一日三個が限界だ」
炎「でも断らないよな」
裕「その子の好意を無下にするのは嫌だからな」
「男前・・・!」





「じゃああたしら帰るねー」
裕「おお、またな」
炎「糖尿病・・・」
凌「ありえそうで怖いな」
「やめろおまいら。じゃあね!」
炎「お邪魔しましたーっと」





「あー、そうだ」
炎「?どうした和乃」
「ん、これ」
炎「何だこれ」
「えっと、塩キャラメル。バレンタイン後だし甘いかなーとは思ったんだけど・・・炎これは好きでしょ?」
炎「ああ・・・ありがとな和乃」
「どーいたしまして」




オチなんてない。
別に恋仲ではないけど少し甘いのが書きたかったんだ・・・!

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