日常風景!
□ある日の休日
1ページ/1ページ
和乃と炎
「・・・で、折角の日曜日なのにアンタの部屋の掃除しなきゃいけないの」
炎「だから悪いって!代わりにアイス奢るっていっただろ」
「ハーゲンでお願いしまーっす」
炎「くっそ・・・俺の財布が軽くなっていく・・・」
「ははっwww自業自得だバーカwwwさっさとやるよ!」
炎「おぉー・・・」
*
(真っ先にベッドの下に手を突っ込んだ和乃さん)
「炎、炎」
炎「何かあったか?」
「こんなん見つけたーw」
炎「何だー・・・うおあああああ!!?」
「エロ本wwwへー、アンタってナース萌」
炎「うわああああああああ!!!見るな!それを寄越せええええええ!!」
「やだよw写メって凌達に送っちゃえwww」
炎「やめろおおおおおおおっ!!!」
「新作のお菓子で許す」
炎「了解しました!」
「よし、黙っててやろう」
炎「あざーっす!」
「じゃあ再開ね!」
*
(あるよね、たまに。)
炎「あ、裕太から借りてた漫画」
「ちょ、ぐっしゃぐしゃじゃん。裕太怒るよ?」
炎「だよなー・・・・・・謝るか」
「・・・」
炎「ん?どうした和乃」
「炎ってさ、結構潔いよね」
炎「え、そうか?」
「うん」
*
(息抜きと称してやる事)
「あ、これ新刊出てたの?」
炎「どれだw」
「これこれ」
炎「ああ、それか。一昨日買った」
「ちょ、貸して!」
炎「いいぜー」
「よっしゃ!」
炎「・・・で、今読むのかwww」
「うん。ほら休憩も大事だし!」
炎「そうだよな!よし一旦休むぞー!」
*
(なんとか片付け終わりました)
「終わったー!!」
炎「超助かった。和乃サンキュな」
「どーいたしまして。忘れんないでねー」
炎「分かってるよ!まったく・・・」
「自業自得だよ。ってか洗濯物が心配」
炎「カゴ一杯だしなー・・・取り込んで畳むくらいは流石にできるし」
「出来なきゃびっくりするわ。あたしもう帰るよー?」
炎「ああ、ありがとうな」
「・・・御愁傷様(ボソ」
炎「ん?何か言ったか?」
「いや?じゃあねー!」
*
(翌日、裕太に漫画を返しました。)
裕「てめええええええ炎おおおおおお!!」
炎「悪いって言ってるじゃんか!!」
裕「謝りゃ済むって問題じゃねえんだよごるぁあああああ!!」
「やっぱりねー」
凌「どーしたんだあいつら」
「あ、凌。おはよー」
凌「はよ。で?あれは何だ」
「うん、昨日炎の部屋掃除したんだけどさ」
凌「展開が読めたw」
「だろうねーwあたしらは前科あったし」
凌「前科wwwまあそうだな」
「あの日から裕太に漫画借りるのやめようと思ったもん」
凌「お前もかwww確かに怖いもんな、あの怒りの形相で追いかけられるの」
「トラウマになるよね」
終われ。