日常風景!

□ある日の休日
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和乃と炎


「・・・で、折角の日曜日なのにアンタの部屋の掃除しなきゃいけないの」
炎「だから悪いって!代わりにアイス奢るっていっただろ」
「ハーゲンでお願いしまーっす」
炎「くっそ・・・俺の財布が軽くなっていく・・・」
「ははっwww自業自得だバーカwwwさっさとやるよ!」
炎「おぉー・・・」




(真っ先にベッドの下に手を突っ込んだ和乃さん)

「炎、炎」
炎「何かあったか?」
「こんなん見つけたーw」
炎「何だー・・・うおあああああ!!?」
「エロ本wwwへー、アンタってナース萌」
炎「うわああああああああ!!!見るな!それを寄越せええええええ!!」
「やだよw写メって凌達に送っちゃえwww」
炎「やめろおおおおおおおっ!!!」
「新作のお菓子で許す」
炎「了解しました!」
「よし、黙っててやろう」
炎「あざーっす!」
「じゃあ再開ね!」




(あるよね、たまに。)

炎「あ、裕太から借りてた漫画」
「ちょ、ぐっしゃぐしゃじゃん。裕太怒るよ?」
炎「だよなー・・・・・・謝るか」
「・・・」
炎「ん?どうした和乃」
「炎ってさ、結構潔いよね」
炎「え、そうか?」
「うん」



(息抜きと称してやる事)

「あ、これ新刊出てたの?」
炎「どれだw」
「これこれ」
炎「ああ、それか。一昨日買った」
「ちょ、貸して!」
炎「いいぜー」
「よっしゃ!」
炎「・・・で、今読むのかwww」
「うん。ほら休憩も大事だし!」
炎「そうだよな!よし一旦休むぞー!」




(なんとか片付け終わりました)

「終わったー!!」
炎「超助かった。和乃サンキュな」
「どーいたしまして。忘れんないでねー」
炎「分かってるよ!まったく・・・」
「自業自得だよ。ってか洗濯物が心配」
炎「カゴ一杯だしなー・・・取り込んで畳むくらいは流石にできるし」
「出来なきゃびっくりするわ。あたしもう帰るよー?」
炎「ああ、ありがとうな」
「・・・御愁傷様(ボソ」
炎「ん?何か言ったか?」
「いや?じゃあねー!」




(翌日、裕太に漫画を返しました。)

裕「てめええええええ炎おおおおおお!!」
炎「悪いって言ってるじゃんか!!」
裕「謝りゃ済むって問題じゃねえんだよごるぁあああああ!!」

「やっぱりねー」
凌「どーしたんだあいつら」
「あ、凌。おはよー」
凌「はよ。で?あれは何だ」
「うん、昨日炎の部屋掃除したんだけどさ」
凌「展開が読めたw」
「だろうねーwあたしらは前科あったし」
凌「前科wwwまあそうだな」
「あの日から裕太に漫画借りるのやめようと思ったもん」
凌「お前もかwww確かに怖いもんな、あの怒りの形相で追いかけられるの」
「トラウマになるよね」



終われ。

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