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□帰り道
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ご機嫌斜めな跡部の視界に入ってきたのはゴミ捨て場に捨てられた

ガラス窓

「今日は燃えるゴミの日だろ・・・・」
とか真面目に考えていた跡部だったが
此れはストレス解消に使えるかもしれない
と密かに心の中で思い、ついでにガッツポーズを取った
そして早速、有言実行

ガシャンッ

割った

「痛っ・・・・」

ガラスは綺麗に砕け散り
それと引き換えに握られた拳からは血が流れ出ていた
こんな事ならやらなきゃ良かったと内心後悔しながらも
今更遅いぞと自分に言い聞かせて荒立ちを抑えた。
青白い肌にはっきりと解る赤い液体
こんなのが大石たちに見つかったらまた説教を食らうだろう。
「んで、またストレス溜まんだよな」
はぁと深い溜息をついた。
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