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□256.洗濯
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獄寺side
汚い壁に寄り掛かり
真新しいそれに
やや年期の入ったZIPPOで火を点ける
口から入って、肺の隅々までニコチンが行き渡る頃
鼻から抜ける独特の匂いに、ようやく苛つきが治まって来る
今時、煙草吸ったこと無い餓鬼っているのかよ
あー。
それじゃぁ街で注意受けてる俺も、その餓鬼ってのに含まれんのかよ。
マジうぜぇー。
煙草の煙を目で追って
あまりにも広過ぎる空を睨み付けていた
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