→リボーン←

□256.洗濯
3ページ/8ページ

獄寺side










汚い壁に寄り掛かり
真新しいそれに
やや年期の入ったZIPPOで火を点ける
口から入って、肺の隅々までニコチンが行き渡る頃
鼻から抜ける独特の匂いに、ようやく苛つきが治まって来る




今時、煙草吸ったこと無い餓鬼っているのかよ




あー。




それじゃぁ街で注意受けてる俺も、その餓鬼ってのに含まれんのかよ。
マジうぜぇー。




煙草の煙を目で追って
あまりにも広過ぎる空を睨み付けていた
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ