→ぷりんす←

□NO TITLE
1ページ/2ページ


どんな時だって たった一人で







運命忘れて 生きてきたのに






突然光の中、目がさめる 真夜中に







静かに出口に立って 暗闇に光を撃て







「アメリカに行く」






そう言われたのはつい先程


手塚がぶっきらぼうに話すなんてのは当の昔から知っている


幾ら自分の弱さを認めない俺様でもそれ位知っている

手塚は有力なテニスプレイヤーだ

それも当たり前

自分とは立っているステージが違う

幼馴染で何をするにもいつも一緒だった

あの頃とは違う

遊びじゃないんだ

手塚はテニスがないとやっていけない

地に立っていられない
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ