→がんだむ←

□238.止まらない
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プラント特有の人工的な光が燦々と降り注ぐデザイナーズカフェ。



若者達が挙って集まる憩いの場。



いつ来ても笑いの絶えることの無いそんなところ。

大きな窓に沿うように並ぶ机と椅子。

その一番奥の席に彼はいた。











こんなにも外は明るくて眩しいくらいだというのに其処だけ妙な空気が漂っていた。



一目で分かる自分を呼び出した張本人である。



「アスラン」

「やぁニコル」

お待たせしてしまってすみませんと言えば、いや今来たところさと返ってきた。



彼らしいと言えば彼らしいがテーブルに置かれたグラスの数から察するに少なくとも一時間はいるだろう。



そもそも僕がアスランに呼び出されたのはイザークにまた何かしてしまったとかで凄く凹んでいたので相談に乗るという事だったんですが。



ぶっちゃけ入る隙が無い。



はじめに軽く挨拶をしただけで後はずっと一人でブツブツ・・・。



別に悪い人ではないとは思うのですが本当面倒な人ですよね。




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