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□256.洗濯
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ヒバリside









ここ一カ月と、ちょっと
蒸しかえるような暑さと日照りが続いていた




そんな中




昨日は珍しく雨が降り
今日は見事に快晴となっている











256.洗濯











という訳で、僕は日曜だってのに朝から四角い機械に振り回されっぱなし
別に好きで溜め込んでいたのでは無いけれど
立て続けに天気が悪かったのがいけないんだ
そう考え直して、今度は大量の衣服たちを乾かすべくベランダに出た




んーって伸びをすれば
思いの他、身体中のあらゆる骨という骨が悲鳴を上げた




すると自然と零れてくる溜め息
何となく、ただ何となく、自分らしくないなと思ったから
手摺に身を預け、空を見上げてみたんだ




そこには雲一つ無く
青い空が
どこまでも続いていて
彼も、また同じ空の下
同じように空を見上げていたら良いのになって
そう思ったんだ














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