→リボーン←

□49.さみしい
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今日は日曜だってのに朝から堅苦しい制服着て学校に登校中。
そもそも何で日曜に学校かっていうと10代目が補習らしくって俺はそれに付き合ってる訳だけど・・・。
なんでコイツまでいんだか。
あーあ折角10代目と二人っきりで積もる話もあると思ってたのによー。
台無しだぜマジで。
「へー良かったじゃねーか。親父さん帰ってくるなんて」
「う・・・うん。まぁ」
「10代目のお父様がご健在だとは・・・」
「・・・・・?」
「帰ってこられたあかつきにはご挨拶に伺います!!」
「いやいや、いーよ。あんなでたらめな奴に」
溜息混じりにツナが言うと何か深刻そうに考え込んでしまった獄寺
それを知ってか知らずか
否、恐らく彼にはそんな思考回路など存在しないのだろう
例えこの場がどんより重たい空気でいっぱいであったとしても・・・だ
「はははっ何だよでたらめって」
「昔から言うことやることムチャクチャでさ」
「世界中飛び回っててさ」
「世界中っスか?」
やっ山本だっ!!
10代目のお父様・・・
失礼かとは思いますけど山本タイプだ絶対
「ワイルドだな」
「怪しいでしょ?」
「そ・・・そんなことは」
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