→がんだむ←

□4.好き
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「やぁイザークおはよう」
「おはよう・・・じゃない!!これから寝るんだハゲ」
「そっか。なら丁度良かった」
じゃぁ俺もっとイザークの布団に潜り込んだ

「出て行けアスラン」
「イヤだね」
「出てけ」
「嫌」

「「・・・・・」」

「アスランっっ!!俺をおちょっくってんのか」
「別にそんなつもりはないけどさ」
「悪いがお前に付き合ってやれるほど暇ではない」
「そっか・・・」
アスランは急に大人しくなり暫くして
また沈黙が続いた

むぎゅっ

アスランがなんの前触れもなくイザークの耳を引っ張ったのだ
「痛っ」
「・・・・・」
「何なんだ、いきなりっ」
「・・・・・」
アスランの不審な行動のあと
そっちに気を取られていたイザークは
気が付けばいつの間にかアスランの腕の中に収まってしまっていた
イザークの頬がほのかに色づいているのを確認したアスランは
意を決し自分の気持ちをイザークに伝えた

「愛してるよイザーク」

静かに俯くイザークの頭を撫でると
二人は深い眠りについた

君は俺だけを見て
俺は君だけを見ているから

Fin
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