腐女子×王子様
□これからの日常…
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「んう…ふあああ」
「んんん…おはようさん…って!なんや、お嬢さんウチの上に乗っかって…!!」
「…え?あっ、ごめんね私寝相悪いみたいで、肋骨とか落ちてない?」
「そんな体内にあるもんがそう簡単に体外に落ちてどないすんねん!!」
「…じゃあなくて、折れて無いよね??」
「…アホ、ほれ支度せないけへんよ」
「あれ…?こんな所に氷帝学園の制服と、生徒手帳…バックも!!ロッカーのカギもあるし、家のカギもある!私家があるんだ…」
「ほう…よくできてんやなあ…」
「地図もある!ケータイも♪だったら昨日から用意してくれてれば、忍足クンの写し…」
「…なんやて?」
「あっ!もうこんな時間行かなくちゃね!」
「自分かわすの上手いなあ…」
「いい天気ね…」
二人で学校行く時、周りから女子からの痛い視線が…
私が離れようか?
って気を使ったら、離れるなって、男前過ぎてやになりそう…
何思ってんだか私も変だなあ…
なんて事考えてたら、学園に着いていた…
「自分の手の中何か紙あるで?」
「…嘘?あ…本当だあ!」
「何が書いてあるん?」
「えーと…あ!クラスだあ…残念忍足クンとは違うみたい…」
「残念やなあ、誰と同じなん?」
「跡部…」
「…ご愁傷様」
「…怒られるわよ」
「…。」
私は忍足クンと別れて恐る恐る教室に入った…
「ん…俺様の席隣が居ねぇと思ったら、お前か?」
「あ、はい!転校生の…名前…私の名前?」
汗って生徒手帳を見てみる…
名前は跡部景吾に教えて貰ってね…
「…お前?」
跡部クンが私に近づいてきて俯いた私の頭に手をおくなり、ぐいっと引き寄せられ目と目が合う…
「…あ」
「…お前まさか…姫か?」
「…へ?」
誰姫って…
私…
…なの…?
ここの世界ではそんなメルヘンティックな名前だったの…!?
「いっかい、元の世界に戻らないと…って言ったきり…俺様は何年お前に待たされたか…」
思い出せないよ…
ごめんね…
何も、ないの…
私の中にあったはずの何かが…
私…
もしかして…
「?…景吾??泣かないでお願いだから…じゃないと忍足クンとラブラブどっきゅんたいむで、あはんうふんな事させるからね(^^)v」
「…や、やめろッ…吐き気がする…」
「…景吾には昔の私との記憶があるんだ…」
「お前まさか…無い…のか…」
私は俯いたまま、そっと跡部クンを抱き締め…
「ドストルマティックトルネードッ!!」
「あら、忍足クン!仲がいいのね二人たりとも…」
私のが跡部に抱き着くのを制しようと思ったのか、理解しようのない呪いを言い放ちながら二人の仲を裂こうとした忍足の哀れな末路…
…跡部クンもか…
二人は男同士抱き合っている…
頬を赤らめながら期待の眼差しで二人を見つめた…
だが、此処は教室…
見入っているのは私だけではあるまい(笑)
「…こうなったら、姫を喜ばすんや…」
「…何すんだよ…」
「…こうするんや…」
そういうと、忍足は跡部の、ちこを揉みだした…
「あっ!馬鹿ーッ!!あっあっ!んふぅッ…イタいイタい…死ねっ!」
私は無表情で鼻血を吹き出した…
「あっ、大丈夫か?姫ー??姫には俺の必殺奥義を跡部に使うんを見せたるのは早かったんかな…」
「ううん、大丈夫…慣れてるからスルーしていいのよ…」
「…はあはあ…おい!姫お前鼻血噴水みたいだぞ…アーン?」
「見てみて!きれいでしょ(笑)」
「「いいから、止めろ」」
あらら…
「それより、景吾ち〇こは大丈夫…?」
「ああ…前よりは気持ちよか…アアアアアーッ!!!」
あああ…
本音いっちゃってるし…
「跡部、勃ってるで…」
「景吾のえっちい♪」
「…お前が言うなっ」
一元目が始まる前から私の脳内は爆発寸前…
鼻の血管は爆発しちゃったけどね…(笑)
三年生ばっかに会ってるから二年生にも会いたい罪な私…(謎)