舞台裏のイケナイ王子様
□クリスマスモード
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「おっ!居たいた!ジャッカルぅ〜コッチだぁ‼」
俺達は、付き合っている…
最初は怖かった…
だって、男女恋愛ならまだしも…
俺は同級生で、しかも…同性だ…
どんなに俺が好きでも、友達に告られたらどう思うだろうか…と考えたら、話しても貰えなくなるんじゃないかと…
…すっげぇ怖かった…
でも、ちがった…
「おー!ブン太ここだったのか、探しちまった。」
「…わりぃ、ジャッカル、掃除当番でさァ…あー、腹減った、なんか飯ねぇ⁇」
「…悪いが今はねぇ…んぅッ⁉」
「んんっ…ん…ジャッカルの唾液もぉらいッ☆」
「あのなぁ、此処は学校なんだぞ…」
とか何とか言いつつも、内心悪い気はしないんだよな…
絶対にあり得ないと思っていたのに…
ブン太に告ったのは…俺なんだ。