青春学園テニス部
□別にどうでもいいじゃん
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「...ほあら...」
俺の勝っているにゃんこが...
いや...
飼っている...である...。
今俺、越前リョーマは学校で厄介な事に巻き込まれているのである...。
それは、数日前の出来事...
「今日の練習は、ここまでにする各自かたずけを済ませてから油断せず帰宅するように...以上だ!!」
「おーい!!こんなところに今日なんでオチビ部活来なかったんだよう??」
「あ...英二先輩...チわーっス。」
「おい...越前、一体どうしたんだ?なんか今日は随分と眉間に顔が...じゃなくて、しわが寄ってるぞ...」
「...あ、大石先輩まで...別に大した問題じゃないし、先輩に迷惑かけるわけには...」
実はここ数日の間に俺の持ち物が何者か?の手によって姿を消しているのだ...
最初はシャープペンや、消しゴムだったのだが、今に至っては...
テニスシューズやラケットまで...
かえのラケットはもちろん、3本あるんだが...また盗まれるかもしれないので目を放せられないのである...
不本意だが犯人が解らない以上...
取り返すよりも、取られないように対策する方が最優先だと、考えたのである。