中央

□刀と鞘
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ゾロの狂気がルフィの内臓を串刺しにして、ルフィは甲高い悲鳴をあげる。

「…クッ。すげぇ、…締まる…。」

その声にも、濡れずに締まる肉にも、ゾロは興奮を抑えられなかった。

濡れないルフィの肉穴への摩擦のせいで、自分の亀頭が切れて微かに痛んでも硬さは失われず、構わず腰を荒々しく振り出した。

「…やぁ…あああぁ…!…や、め…。」

その振動に揺らされるまま、ルフィは叫び声をあげるしかない。

本当は死ぬ程抵抗すれば、相手がゾロでもルフィはこんな事をさせるはずがなかった。

なのに、ルフィがゾロにされるまま犯され続ける理由は。

「……あ…あぁ!…ぞろ…ゾロっ!………好、きぃ…。」

痛みに溢れる涙を流し、股を無理矢理開かれても、ルフィはゾロを一番に頼り、信頼していた。

狂犬が唯一見つけた居場所として、どんなゾロでも受け入れると決めていた。

だから、この痛い行為も形だけの抵抗をして受け入れる。

そうだ、自分は鞘なのだ。
野放しにしては危険な、刀を収める鞘。

「……イクぞ、ルフィ…。」

低いゾロの声を聞き、注がれる熱い体液に身を震わせて。

ゾロの全てを自分の体内で受け止めることが、この狂った男を手離さない唯一の方法だと、ルフィは目を閉じた。







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