猫のお話

□みんな大好き!ぬこぬ皇帝
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みんな大好き!ぬこぬ皇帝



ぬこぬこ会話文

お正月
スザク:「も〜い〜くつ寝ると〜、お正月〜っていう歌があるじゃん?」
陛下:「あぁ、お正月によく歌う歌だにゃ」
スザク:「あれってさぁ、年末に歌うのが正しいと僕は思うんだよね」
陛下:「んん?」
スザク:「だってお正月早々にも〜い〜くつ寝ると〜って歌っても、あと365回寝なくちゃ次のお正月にならないし」
陛下:「言われてみればその通りだにゃ。スニャク、お前以外と頭が良いんだにゃ」
スザク:「わ〜い!ルルーシュにお利口って褒められちゃった〜!」
C.C.:「その歌は普通、お正月が楽しみだな〜って年末に歌うものというのは日本の常識だろうに。ブリタニア人のルルーシュはともかく、生粋の日本人であるスザクが今更そこに気付いたなんて、お利口とは到底言えないが…優しいC.C.様はそんなことはわざわざ指摘せず、喜んではしゃいでいるお馬鹿なわんこを黙って見守ってやろう」
スザク:「………思いっきり口に出して指摘してるよね、C.C.…」

節分
陛下:「鬼は外にゃーっ!」
スザク:「いでいでいで!炒り豆といえど、素肌に当たると地味に痛いよねーっ!」
マオ:「鬼は外にゃーっ!」
スザク:「うっひゃあ!マオーっ!納豆を投げつけるのは止めてください!」
マオ:「にゃっとうだってお豆だもの、鬼は外にゃーっ!」
スザク:「うへぇ!体中ネバネバだよ」
ロロ:「鬼は外にゃーっ!」
スザク:「ぎゃあああっ!ナイフを投げるな!暗殺子猫!節分で撒くのは豆だけです!」
ロロ:「え〜?だって『豆』って書いた紙を貼ってあるものはお豆にゃんでしょ〜?それが節分のルールだって、兄さんが言ってたにゃ」
スザク:「なにその悪ノリした大学生みたいなトンデモルール!ルルーシュもどこでそんなガセネタ仕入れたのさーっ!」
ミレイ:「鬼は外ーっ!あなたの人生の強制終了ボタン、今日こそ押させてもらうわ!」
スザク:「ギョヘェェェッ!ミレイさんそれっ!その手に持ってるのは砲丸投げの…っ!投げる気?それを投げつける気なんですねぇぇぇっ!?」
ミレイ:「豆よ?ほら、豆って書いてあるでしょ?ロロのナイフと違って丸いし?」
スザク:「さては節分トンデモルールを持ち込んだのはミレイさんですねっ!?」
ミレイ:「ホホホ…鬼はシねーっ!」
スザク:「掛け声まで変わった〜!」

雛祭り
スザク:「ルルーシュ、クイズです。春になると暗い押し入れから出てきて階段に並んで座っているものはなんでしょう?」
陛下:「ハイハイ!ヘンタイにゃ人!」
スザク:「………違います」
陛下:「違うのかにゃ?ヘンタイさんは春ににゃるとどこからともにゃく出てくるにゃ。階段ににゃらんで座っているかどうかは知らにゃいが、素っ裸にコートだけ着て、にゃにかを見せようとするらしいにゃ」
スザク:「ルッ…ルルルルルーシュ!にゃにかを見せられちゃったことがあるのっ!?」
陛下:「俺はにゃいけど、C.C.は見せられたことがあるって言ってたにゃ。はにゃくそ穿りにゃがら『ポーク●ッツか、可愛らしいことだ』ってせせら笑ったら、わんわんにゃきにゃがら走り去ったとか?」
スザク:「見た目は可憐な美少女だからねぇC.C.は。ヘンタイさんもかわいそうに。可憐な美少女ににゃにかを見せつけて驚かそうと思ったのに、その可憐な美少女は見た目だけで中身は図太いババア。御自慢のにゃにかも、鼻くそ穿りながらのポー●ビッツ呼ばわり。泣くわそりゃ」
陛下:「よくわからにゃいが…で?クイズの答えはホントはにゃんだ?」
スザク:「え?あ、そうだった。よく考えて?春に押し入れから出てきて階段に並んでいるんだよ?」
陛下:「う〜ん…あ、ハイハイ!GKBRにゃ!暖かくにゃると階段とか廊下の隅っこにちょろちょろ出てくるにゃ!」
スザク:「………違います。ゴキじゃありません。確かにアレも暖かくなると暗い所から出てくるけど」
陛下:「わからにゃいにゃ!スニャク!答え答え答えーっ!」
スザク:「降参かい?仕方ないなぁ…では正解は…」
陛下:「ドキドキ」
咲世子:「ルルーシュ様、おやつですよ」
陛下:「おやつおやつおやつ!」
咲世子:「今日は雛祭りですから、白酒と雛あられをご用意しましたよ」
陛下:「わ〜い!ひにゃまつり〜!」
スザク:「ルルーシュ…一瞬でクイズと僕のことが頭から吹っ飛んじゃったね…答えは『お雛様』で〜す…ちょっと虚しい………」

お花見
陛下:「スニャク、あ〜んしろにゃ」
スザク:「えっ!なになにっ!?あ〜んパクしてくれるのっ!?」
陛下:「せっかくのおはにゃみだしにゃ、大サービスにゃ」
スザク:「わああ!生きててよかった〜!」
陛下:「スニャク、ほら、お団子あ〜ん」
スザク:「あ〜ん…パク!うぉぉ!ルルーシュのあ〜んパクだあ!美味しい!美味しいよルルーシュ!我が生涯に一片の悔いなし!」
陛下:「にゃああ!スニャク!そんにゃにぎゅっと抱っこしてスリスリしたら苦しいにゃ!」
スザク:「だって嬉しくてーっ!ルルーシュぅぅ」
陛下:「苦しい苦しい!」
スザク:「嬉しいよ〜!スリスリスリスリ…」
陛下:「苦しい苦しい苦しい…もう暑苦しいにゃ!」
スザク:「あ…ご、ごめん…つい、ね?」
陛下:「………………(ツーン)」
スザク:「あのルルーシュ?次はから揚げ食べた…い…な?」
陛下:「フシャーッ!」
ミレイ:「そこのくるくるニャイトオブゼロ?せっかくのお花見の席でなにをルルちゃん怒らせてるのかしら?」
スザク:「あのっ!いえっ!」
ミレイ:「1億年に1度の出血大サービス、『ルルちゃんのあ〜んパク』してもらって、ぎゅっと抱っこしてスリスリまでしてルルちゃん怒らせたなんて万死に値するわね…」
スザク:「ごめっ、ごめんなさいっ!嬉しさのあまり調子に乗りすぎました!すいませんでした!」
ミレイ:「すいませんで済んだらFBIもCSIもいらないのよ?」
スザク:「ヒィィ!我が生涯いっぺんに台無しーっ!」
C.C.:「パッと咲いてパッと散るのが桜の定めとはいえ…短く儚い人生だったな、スザク。それと…ラ●ウに手をついて謝れ。名セリフを台無しにしおって」
陛下:「おはにゃ、キレイにゃ〜!シュニャイゼル兄上、おはにゃみの大サービスですにゃ、あ〜んしてくださいにゃ」
シュナ:「我が生涯に一片の悔いなしーっ!」
陛下:「にゃああ!兄上!ぎゅっと抱っこしたら苦しい苦しい苦しい!」
カノン:「パッと散りたい人がここにもいらっしゃいますわ」
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