Book special
□琥珀の瞳と澄んだ空
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「中庭で休憩しない?」
「えっ、いいですけど……」
「じゃあ、行こうか」
差し出された手に少しの躊躇を見せつつも、コナツはすぐにその手をとった。
*
「んー、いい天気だねぇ」
「そうですね。あ、あのベンチに座りませんか?」
コナツが指したベンチはちょうど木の葉により日陰となっていて、ゆっくり休めそうだ。
二人の間にハルセが持たせてくれたサンドイッチを置き、二人で食べる。
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