Book special
□小さな恋の物語
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※カイル×テイト←ハクレン
※学パロ
――今日も、カイルとハクレンが喧嘩をしている。
「お前、こんなことも分からないのか。馬鹿だなぁ」
「うるせぇ! クラスのやつだって、みんなわかってねぇよ!」
「あぁ、やはり私は天才なのか」
「黙れ、自意識過剰野郎」
「何か言ったか、失敗面?」
「だから、これは生まれつき「二人とも、もう止めろよ!」」
大抵はハクレンからふっかけるが、それに乗るカイルも悪い。
何故、こんなに二人が対立するのか、テイトには理解できないが、おそらく性格自体があわないのだろう、とテイトは思い込んでいた。
自分が喧嘩の原因とは知らずに。
「こんなやつと付き合ってたら、テイトも馬鹿になるぞ?」
「テイト! こんな自意識過剰野郎とは友達やめちまえ!」
テイトが喧嘩を止めにはいったことにより、さらにヒートアップする二人。
互いを貶し合い、互いの付き合いをやめろとテイトに言う。
いつものことだが、テイトの怒りも爆発三秒前だった。
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