BOOK

□「貧乳はステータスですよ」
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「春菜って胸無いよね〜」

「え、何コイツ急に。殴っていい?」

「ちゃんとマッサージしてる?」

「ごめん、ホント一発でいいから殴らせて」

「あ、分かった!マッサージしてるけど大きくならないんだ!」

「あ〜、この鈍器意外としっくりくるなぁ。えい」

「危なっ! な、何するの!」

「クダリ…なんで避けるの?」

「避けなかったら僕死んでたけど!」



「クダリ、貧乳を馬鹿にしてはいけません」

「ノボリ?」

「いや、貧乳って明確に言わなくていいから」

「いいですか、まず、貧乳は希少価値なのですよ」

「うん、いや、だからね」

「近頃の女性は発育がいいのかDやらEがごろごろと…。しかし!少ないものにこそ、価値はあるのです!」

「あの、だから、聞いてる?」

「貧乳はステータス! ていうかわたくしの好み! なのでクダリ、今後春菜の貧乳を馬鹿にすることを禁じます」

「えぇ〜、そんなぁ」

「だから、私別に貧乳って訳じゃ、」

「ていうかこの前ノボリ、春菜が貧乳なのを見て、揉んで大きくしてあげましょうか?とか言ってたじゃん」

「あれは揉みたかっただけです。別に大きいのがいいという訳ではありません」

「僕はもちろん巨乳派!大きい方がいいに決まってる」

「フ、それは素人の考え方ですよ、クダリ。時代は貧乳!春菜が素晴らしい例です!」

「だって小さかったら掴めないよ!僕そんなのやだ」

「では、春菜も諦めて下さいまし」

「そんなことは言ってないでしょ!」

「おや?小さいのは嫌なのでは?」

「春菜は別!可愛いんだもん」

「言ってる事が理解できませんね」

「春菜はいいの!これから僕が揉んで大きくするもんね!」

「Σひゃあ!?」

「な、何をしているのですか!春菜の胸をいきなり掴むなど…!!」

「うん、ちっちゃいケド柔らかい!」

「ちょ、クダ、んん!」

「クダリ、離しなさい!」

「やだー♪ Σってうわ!?春菜!?危ない!」

「お、お前の方が、あぶねーよ…!(←鈍器振りまわした)」

「春菜、大丈夫ですか!」

「…、貴方達、さっきから私の胸がどうとか言ってますけど…」


「へ?」
「はい?」










「私は貧乳じゃなーーーーーーーーーーーい!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
































「…いじられて泣くなんて…」

「可愛すぎます…」




「うぁあああああああっへぶ!」


「あ、こけた」

「あああ可愛い!」



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ヒロインは貧乳(笑)

けど本人は貧乳じゃないと言い張るw


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