僕らのVesttaste!
□光
1ページ/7ページ
昨日、うん。
昨日はね、私も…さ、ホラ、ね?
うん。
大人気なかったとは、思いますよ。
…あ?今「お前が大人?笑わせるぜ!」とか思った奴、前に出ろ。
…。
うん、それでね。
大人気なかったと思うんだ。
だから、今日は私真面目に働きますよ。ええ。
横で寝ている日向ちゃんを起こす。
うぅーん、と唸りながら目を擦る日向ちゃんは、私を見てから時計を見て、それから言った。
「…どうしたんですか…?まだ4時ですよぉ…?」
「馬鹿、もう4時でしょ。ウェイトレスたる者、何時だってデントさん達が起きる前に起床していないと」
「あれれぇ…?でも、何時も春菜さん8時くらいに起きてませんでしたっけ…?」
「とにかく!!今日は1日仕事をしっかりとやるんだよ!いいね?」
「…ふぁい」
よし。良い返事だ。
最近日向ちゃんも私好みの後輩になってきたし。
「さ、着替えよう!」
.