僕らのVesttaste!

□朝
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こ、ここは…どこだ…?




































こんにちは。
私の名前は日向と言います。
何故か知らない土地で知らない場所で独りぼっち。
あれあれ?
私、昨日…ベッドで寝たはずだよ。
でも起きたら知らない町…それも都会。
…何処だ、ここ?

知らない町で…知らない場所で…




私、一人ぼっち…!?







…だ、大丈夫。




私は、やればできる子なんだっ!!



よし、まずはバイトしようバイト!

住む場所はバイトの人に聞けばいいや!
うん、安い所を紹介してもらおう!



お…、お母さんとお父さんには、後で連絡しよう…!




ん〜、でも、そんな簡単にバイトってあるカナ?

フレンドリーショップの店員でもいいんだけど…。





うーん…。





ドンッ!


「ふぇっ」

「うぉッ?」


よそ見をしてしまったせいで、人様とぶつかってしまった。

「はわわっ」

私は急いで落ちてしまった眼鏡をかけなおす。

「ご、ごめんなさい!大丈夫ですか!?」

「ああ。悪いな。お前も大丈夫か?」

顔を上げた途端、







私は、その男の人に見とれてしまった。





何故かって?





その人が、あまりにも…魅力的だったからだ…!!






「あああああああのっ!」


「へ?あ、な、何だ?」


「お、おな、おなっ、お名前を教えて下さいっ!」


「俺?…ポッド、だけど…」


「ポ…ポッドさん…!!」



素敵な、名前…!!



「あ、じゃあ俺…これで」


「待ってください!」

「え?」


ガシッ













「おうちに…泊めて下さい…!!」












…。








「は?」









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