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□ふしだらな女とリボン
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とある昼下がりのことだった。

公園の前の道を歩いていると銀髪の天パが視界にはいった。

見ると公園には銀ちゃんと神楽ちゃんと新八くんとヅラとエリザベスがいた。


『みんなー』

おーいと手を振り駆け寄る私。
なんとなく暗い顔をするみんな。

「名無しさん殿…実はエリザベスが居なくなってしまったんだ」

『え、そこにいるじゃん』


辛そうな顔をしてエリザベスがいないと言うヅラの真横にはエリザベスが。

「こいつはエリーじゃないアル」

「ふしだらな女だ」

『た…確かにエリザベスじゃない』


口からグラマラスなお姉さんが顔を出し、よく見ると可愛らしいリボンも付けていた。


事情をヅラから聞き、状況を把握する。


『探さないでって言われたって探すに決まってるよね…ぎんち…』



ふと銀時を見ると、やつはグラマラスエリザベスの股を覗いていた。


『…』


するとこんどはシーソーでグラエリ(グラマラスエリザベス)のおしりをバシバシしだした。


「名無しさんさん、あの人はグラエリじゃなくてフミ子さんです。」

『新八くん…私の心いつから読めるようになったの』

「いや、口に出てますけど…」


…え、

そ、そうじゃなくて!!


『銀ちゃん何やってんの!!!お股覗くなんて最低!!』

2人に近づき銀ちゃんに怒鳴る。

「ちげぇよ名無しさんちゃん、このふしだら女がふしだらな関係に持ち込んでくんだよ」

『ふしだらって何よ!!』

「ふしだらはふしだらだよ」


なんだなんだ
こいつフミエ…?さんのお股見て鼻血だしてやんの。

どんだけ興奮してんだよ。
私とお風呂入っても鼻血出さないくせに。


「名無しさんさん、フミ子さんです」



あれか?私もふしだらになればいいのか?
リボンすりゃいいのか?


股を見せてなぜこの女は嬉しそうなんだ!!

『銀ちゃん、私ふしだらな女になればいい?』

「は…え、え?」

『銀ちゃん女の人のお股見て最低って思ってたけど何よ2人で楽しそうじゃない!!』

「あら、あなたも見る?私の大事なト・コ・r『いりません』

『私だって、ふしだらになってエリザベスにお股見せるんだからね!!銀ちゃんなんかいらねーよバーカ変態!!!』


暴言を吐いて名無しさんは走って公園を出た。

「名無しさんさん…大丈夫ですかね」

「知ったこっちゃねーよ…何がバカだこのヤロー」

「私って、罪なお股なのね」

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