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□ちいさなこころ@
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今日は銀さんと付き合って、2年目になる大切な日。
初めて出会ったのは確か…3年くらい前になる
"ちいさなこころ"
『でね、屁怒呂さんが可愛いお花くれたんだー!』
「へぇ…よくあんな怖い奴とそんな仲良く出来るよなー…」
今日は銀ちゃんと付き合って2年目になる、大切な日だ。
だから私と銀ちゃんは仲良くデート。
2人が初めて出会った甘味処に向かっていた。
『そしたらn「銀時っ?!…やっぱり」
私が喋っていたら、突然遠くから女の人の声がして、そしてその声の主がだんだんと近づいてきた
「銀時っ、…うそ…まさかこんな所で会えるなんて…」
「っお前、生きてたのか?!」
「当たり前でしょ、あたしが死ぬわけ無いじゃない!」
「だよなー。でもなんか懐かしいな?」
2人は楽しそうに喋っていて私の入る所なんて無い。
だから銀ちゃんからちょっと離れて町並みや人の流れを見ていた。
と、いうか銀ちゃんがあまりにも嬉しそうで相手の女の人にヤキモチ妬きそうだったから見ないようにした。っていうのが正しかったりする。
「…隣にいるのは彼女さんっ?」
「おう、可愛いだろー?」
銀ちゃんに腕を引っ張られて私は2人の世界を見ざるおえなくなった。
『……名無しさんです』
とりあえず挨拶をして銀ちゃんの後ろに隠れた。
「銀時にしては可愛い子見つけたじゃない」
「うるせぇよ」
あとはまた違う話してたから聞かなかった。
少しして、
じゃあな
って銀ちゃんが言って、私の方を向いた
「待たせたな」
『…別に待ってないー』
その時、銀ちゃんが小さい紙を懐にしまった。
きっと、連絡先か何かだろう
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