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□プールサイドでヤキモチループ
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時計は夜10時を指している。
プールで遊び疲れたせいか、神楽はぐっすり眠っていて、寝室には同じ布団に潜る2人。
『あんだけ嫌がってたくせに自分だけプールとかズルい』
「しゃーねーだろ?仕事なんだから」
『どうせ2人でプールに行ってもデカプリ子を舐め回すように見れないから連れてってくれなかったんでしょ…』
「もう止めてください」
『ごめんね、私鈍感だったよね。こんなやつ、一緒に連れて歩きたくないよね…銀ちゃんにはあんなにいっぱいスタイルの良い知り合いがいるのに』
「それ、本気で言ってんのか?見た目なんて関係ねぇだろ、それに名無しさんは美乳だしな!…プールにだって、今日みたいに少なからず男は居るだろ、そいつらに見せたくなかったんだよ、名無しさんの水着姿。」
『なんとまぁまたベタな理由だこと』
「これからはプールじゃなくてよ、一緒に水風呂入りゃいいだろ」
『却下します』
「…」
『ずっと銀ちゃんを見てたのに、気付いてもらえなくて寂しかった…』
「ごめんな、ちょっとそれどころじゃなくてな…」
名無しさんを抱きしめるととても小さく、可愛い女の子がいっぱい居たから…?という声が腕の中から聞こえた。
「ちげーよ、それに、たぶん結婚してくれないってなんだよ」
『…』
「ちゃんと考えてるよ?俺ァ。名無しさんはその気なくてもよ、ぜってぇー俺の嫁になってもらうからな」
『…うん…』
「じゃあ、明日は2人で水風r『それは嫌!』
「即答かコノヤロー!!」
銀ちゃんがポロリすればよかったのに。