+歌小説+
□初恋
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綺麗なモノを見つけると貴方にも見せたくて、すぐに写真を撮ってしまう。
そんな癖が、まだ消えない。
色褪せてしまったあのころを思い出すと、今でも涙が止まらない。
歩き方やしゃべり方をまねして、2人で歩いたバス停までの帰り道。
小さなことですねたり、怒ったりしてごめんね。
【もっと素直になれれば良かった】
今、そう思っても無駄だってことはわかってる。
貴方の横顔、貴方の口癖・・・
悔しいほど好きなままだから
【これ以上遠くに行かないで】って思うのは勝手すぎるのかな?
もう、見ることさえ許されないかもしれないけど、貴方を見ていていいかな?
もう、友達でいいから、
特別じゃなくていいから、
貴方の前で泣いたりしないから!!!
お願いだから・・・
【もう、逢えない】なんて言わないで。