心の中で起こること

□愛着障害の例:摂食障害
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 摂食障害に陥った人には、自分の内で育ってしまった攻撃性を発散させてあげることが重要です。
 周囲の期待に対する拒絶。自分はこうでありたいんだ、という主張。
 プレッシャーをはねのけて自分らしく生きることが大事なんですね。

 でも...
 言葉に表してしまうと簡単ですが、実際難しいことなんです。
 周囲が解決できる問題じゃないんです。本人の問題なのですから……自分で解決しなきゃいけないんです。誰か他の人が無理に解決しようとしたら、本人はその人に頼りきるでしょう。子どもならまだ良いのですが、もし大人になって自分の子どもを持ったら……。子どもはいったい誰を頼ればよいのでしょう? 誰に育ててもらえるのでしょう?
 未来のためにも、自立することは大切なことなのです。

 ここからは私の意見ですが...
 ステレオタイプという言葉がありますよね。「大衆の中で一般化された考え」です。
 たとえば、血液型。A型の人は几帳面で、O型の人は大らかで、B型の人は楽観的で、AB型の人は天才。そういったものは、今や常識のようなもの。
 しかし、実際はそれは正しいとは言えません。B型でも几帳面な人はいるし、AB型でも大らかな人はいます。
 大多数の人の中で、いつしか「普通」になっていたものなのです。
 ……本題に戻ります。
 今や「やせ型」の人が美しい、というのが普通の考えです。モデルの人はみんなほっそりしているし、やせている人はみんなして誉めそやされます。そして、理想に近づくため、人々はこぞってダイエットに苦心します。
 もちろん、肥満が原因で起こる病気は多々あります。しかし、無理なダイエットによって併発する病気も多々あるのも事実です。
 要は、無理なことをするのは、結局自分にとって良くないのです。
 それを忘れて、周囲の期待に応えようとすること、周囲の賞賛の的になろうとすることは、本末転倒ですよね。
 自分のためにダイエットするのはかまいませんが、人の目を気にしてダイエットするのは、良くないことだと思います。

 とは言っても、自分もダイエットが必要だわ……(^_^;
 もちろん、無理のない範囲で(><;)
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