世界
□［告白できたらｲｲﾅ！］
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これは告白できない二人の男のお話★
【side S】
『好きです』
「……は……？」
ぎゃぁぁぁッッ??!!
脳内で絶叫するも時すでに遅し。
(文頭の言葉を)頭の中で繰り返していたらいつの間にか声にだしていて、今に至る。
俺の前には眉間に皺の寄ってる阿近さん。
当たり前だ…。
俺は男で阿近さんも男。
男が男に告白されたら『何オマエ…』
…って顔で見られるのが当然な訳で…。
とっ取り敢えず…何か言わないとッッ!!!
「すっ好き…なんですよねっその…読書!!」
嗚呼…。
自分のｲﾝｽﾋﾟﾚｰｼｮﾝの無さに涙出そう…。
「…」
無言で俺を凝視する阿近さん…。
当たり前だ…。
さっきまで無言だった奴がいきなり「読書好きなんです」…は無理がありすぎた…ι
つか…読書なんかするｷｬﾗじゃねぇし俺っ!!
「ふーん…。ｵﾏｴでも本読むんだな…」
えっ嘘…誤魔化せた?!
「へっ?あっ…ははっ…まっまぁな!!」
しっ信じてる…ι
阿近さんて案外単純なのかな？
てゆーかそんなことより…
余計に告白しづらくしてどうすんだよ…
俺…
fin
修兵視点なお話しでした♪
続き書きたいなぁ(^u^)
ぶっちゃけお願いﾏｲﾒﾛﾃﾞｨ見て考えた(笑)