もーそーのおへや
□♂あの、おかしくない?♀
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―プロローグ―
「―――っ!!!」
「夏目っ!」
「ゴホッゴホッ」
まずい、なんか変なの飲み込んだ・・・。
『ふふふ・・・。ではまた今度お会いしましょう。』
「大丈夫か!?夏目」
おれはにゃんこ先生の声を聞きながら意識を手放した。
やばい、気持ち悪い・・・。
ものすごい意識が無くても感じる吐き気。
「ゴホッゴホッ・・・」
寝ていても聞こえた自分の咳。
アタマ痛い・・・。
「あらあら、貴志くんすごい熱・・・。
大丈夫かしら・・・?」
塔子さんの心配そうな声も聞こえた。
あれ、どうなっちゃうんだ・・・?