長編用。

□昼下がりのこの時間。 *2*
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「今日は会議の日なのだのだ☆」
ウザい。
顔に出てしまっているだろうか。

「鳥、一週間黙ってろ。」
繭さんは朱雀さんに言った。

「沙彩、今日お友達とまるの?」
優しい声が聞こえた。

「はぁ〜い!
 みなさん今日は泊まってらしてください。」
沙彩さんは優しい笑顔で言った。

「お!沙彩の家泊まるの久しぶりー♪」
朱雀さんはニコニコと笑っていった。

沙彩さんの家ってお寺だよね。
なんか出てきそうだ・・・
俺はモヤモヤしながら要さんをみた。

「紅蓮くん、俺はさ、君今日泊まっていったほうがいいと思うよ。」
話ずれた・・・。

要さんはどこを見ているか分からないくらい細長の切れ目を瞬かせた。
そしてゆっくり笑った。

「取りあえず挨拶にいくかぁー。」
要さんは背伸びをして俺の手を引いた。

「母なら今台所にいますよ。」
沙彩さんがニコリと笑っていった。
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