04/01の日記

21:37
「基準」って…
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YAHOO!ニュースに

静岡産野菜など輸入停止=小松菜から放射性物質−シンガポール
時事通信 3月31日(木)23時28分配信

 【シンガポール時事】シンガポール政府は31日、福島第1原発事故を受けて実施している日本産輸入食品に対する放射能検査で、静岡県産の小松菜からヨウ素131など3種類の放射性物質を新たに検出したため、静岡産の野菜、果物の輸入を即日停止すると発表した。
 同国政府によると、静岡産小松菜の放射性物質の検出量は、ヨウ素131がサンプル1キロ当たり648ベクレル、セシウム134が同155ベクレル、セシウム137が同187ベクレル。このうちヨウ素131の量は、シンガポール政府が参照する国際ガイドラインの1キロ当たり100ベクレル以下という基準を上回っている。
 日本産食品に関してシンガポールは24日に福島、茨城、栃木、群馬の4県産の牛乳、乳製品、果物、野菜、魚介類、肉類の輸入停止を決めたのに続き、千葉、愛媛、神奈川、東京、埼玉の5都県の野菜、果物の輸入停止も相次いで決定。同国の輸入停止措置は静岡県で10都県に広がった。 


と、ありました。
これだけ読むと、静岡県まで放射線が届いてたの!?
怖いんですけど!!やっぱり原発って怖い!!でも、原発付近の汚染に比べれば屁のカッパ!!なのかしら?…あぁ、でもやっぱりこわいよ…と堂々巡りしてしまいます。

が、少し考えてみてください。
農水省が発表している、日本国内における放射性ヨウ素の暫定規制値は、

1kgあたり2,000ベクレル

これに対し、シンガポール政府が参照したという国際ガイドラインの規制値は

1kgあたり100ベクレル

1,900ベクレルも違うのはなぜ?!!

農水省の設定した規制値だって、とても厳しいものだと思いますが、国際ガイドラインとやらは超厳しいってこと??

この両政府が「基準」にしたものの「基準」はどこにあるのかしら。。。


この記事は、そこのとこもう少し突っ込んで書いて欲しかったと思います。

シンガポール政府が自分の国の基準を元に輸入を取りやめることは、至極まっとうな行為だと思います。

が!日本に住み、日本で暮らしている人たちに向けたニュースが、ネットで調べればすぐわかるような情報も提示せず、不安を煽るような記事を配信するなんて…

てか、私が穿った読み方をしすぎているのか…

AERAの姿勢を批判して、連載を辞めた某劇作家さんではありませんが、この記事を掲載したYAHOO!ニュースに不安を覚えました。


こういう時期の情報の取捨選択は自分で責任を持たなければいけないと痛感。

ここ最近、固い記事ばかりでほんとすみません。

今夜は気持ちを切り替えて、放置していた手ブログの記事を書き進めようっと。

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