dream

□龍崎京
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Sweet kiss sweet


はい、なーに怒ってんの?
ねぇねぇこっち見てよ。…あ、そういえばさっきから君の側にアヤカ…
ふふ、嘘。やっと俺のこと見てくれた。
ダメ。目そらさないで。ちゃんと俺見て、
ね?俺、何かした?言ってごらん。


…それは無理だよ。何でって何でも。
そりゃたまに無茶するけど
君を守るためだから…
そんな顔しないで。うーん困ったなぁ…
俺はただ単に君が横にいてほしいだけなんだって理由じゃだめ?
違うよ、巫女としてじゃなくて
"俺の女"として、だよ。
そう、だって君は俺にとって世界で一番
何よりも大切な人なんだから。
君のためなら俺は何でも出来るんだよ?
ふふん、それに俺神様だしね。
そうそう、君はそうやって笑っているほうがいいよ。ま、いつも可愛いけど…
ん?何でもないよ。俺って幸せだなって。

はい、じゃあキスして。
え?俺に心配させたお詫び。
本当焦ったんだからね、俺。
でも嬉しかった。君の気持ち。
だからね、はいキス。照れないの。
えーそれじゃ足りないよ。
じゃあ先生がお手本を見せてあげようか。

うん。これからもずっと一緒にいるよ。
俺が君を守るよ。どんな時も絶対に、ね。
だから君のお願いは聞けなさそうだから
俺からもお詫びのキスね。


「あーほっとしたらお腹空いたぁ。…え?ケーキあるの?……うーん今はケーキよりも…ね?」




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