庭球長編2

□赤きイナズマ
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「具合はどう?」


赤「…………………………」


なんと、赤也の目に写ったものとは、瑠美と青也だった。


赤「何の用だ…!?」


赤也は警戒しているようにもみえる。


瑠「話しがあるのよ。」


赤「話し…だと?
オレにはそんなもんねぇよ…」


赤也は瑠美達に冷たい言葉を放った。


青「いいから…テメェーは黙ってろ!!」


赤「はぁ!?」


赤也は青也を睨みつけた。


瑠「青也!!いいわ…。」


青「…………………………」


赤「話しがあるなら、さっさと終らせろ。」


赤也は、カーテンを開いて窓の外を眺め始めた。


瑠「じゃあ、これだけ言わせて……
あたし達は、赤也を信じたい!!ただ…それだけなの…」







赤「!!!!!!!!????????
なッッ…何言ってやがんだ!?」



赤也は戸惑いを隠しきれないでいる。
まさか、瑠美からこんな言葉を聞くなんて、夢にも思ってはいなかったからだ…


瑠「いいでしょ…??」


赤「………ふざけんな…」


青「ふざけてなんかねぇ!!」


赤「笑わせんじゃねぇよ!!
オレを信じたい…??馬っ鹿じゃねぇの…!?
あんなことしたオレを許してどうするつもりだ!?次は、テメェー等かもしんねぇのによ!!」


赤也は声を張り上げ怒鳴っていた。



瑠・青「「………………………」」
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