庭球長編2
□赤きイナズマ
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丸「んまぁとにかく、赤也はおとなしく待ってろぃ!!
オレが今から、みんな呼んで来るからよ!!」
赤「…………………」
赤也は明らかに、口数が少なくなっている
ブン太はこのことに気付いてはいるが、あえて何も言わず部屋を後ににた。
―バタン―
ブン太は、静かにドアを閉める
赤<一体…オレは、どうすればいいんだよ!?
こんな、中途半端な関係…もう嫌だ…!!>
赤也は迷っている。
自分のせいで、周りの人達を危険な目に逢わせるかもしれないと…
だけど今までの関係を、なかったことなんかにはしたくない。
赤也に残された道とは…………?
その時…
―コンコン―
ドアをノックする音が聞こえた。
赤<……丸井先輩か…
意外と早かったなぁー。>
赤也は、ブン太がノックするのはめずらしいと思いながら、"いいっスよ"とだけ言った。
―ガチャ―
赤「!!!!!!!!????????
……なッ…なんで、テメェー等がっ!?」
赤也の目に写ったものとは…