庭球長編2

□赤きイナズマ
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『本当はお前、本能的に知ってたんじゃねぇのかよ!?
自分に、近づいく奴は敵だと…
そして、自分に関わってはいけないのだとよ!!』


赤「……違う!!
オレは…オレは!!」


『何が違うんだよ!?
全て事実だろうが!!』


赤「…お前にオレの何が分かるってんだよ………」



『オレは、テメェーの全てを知っている。
何故ならオレは、テメェーの身体を使っていろいろと楽しんだからだ!!』



赤「!!!!!!!!???????
やっぱり、あの日の出来事は…全てテメェーが仕組んでいたのかよ!?」



『ああ!!そうだ!!
テメェーが全て罪を背負ってくれるんで、こっちはやりたい放題だからな!!』



あの日の出来事とは…
赤也達の誕生日に起きた出来事…
そう…
赤也自身は誰も傷付けてはいなかった…
全ては、奴がしたこと…
なのに赤也は、今までこの罪を背負い続けてきた…
そして、これからもその罪を背負っていくつもりだ…



赤「テメェーが、オレの身体使ってやらかしたことは全てオレの責任なんだ…」



『それは、テメェーが弱ぇーからだろ…??』



赤「分かってる!!
そんなの…オレだって分かってんだよ!!」



赤也は突然、怒鳴ってしまった。



『分かってんなら…話しが早ぇ〜!!』



赤「なんだと!?」


『テメェーの身体…
また今度、いろいろと使ってやるからよ!!
感謝しなッッ!!』



赤「!!!!!!!???????
…テメェーッッ…!!」
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