庭球長編2
□赤きイナズマ
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跡「あのこと黙っててほしいなら…
オレ様の質問に答えろ!!」
赤「それで…っあんたは、オレの弱みでも…ッ…握ったつもりかよ??」
跡「あーん!?」
赤「オレは………ッッ
ゴホッ……ぐッ…ゴホッ!!」
赤也は突然、咳が止まらなくなったようだ
跡「!!!!!!!???????お前、大丈夫なのか!?」
跡部が、赤也に触れようとした。
その時…
赤「触んなッ!!
オレは、あんた等には……頼らねぇーっ!!」
―バシンッッ―
「「!!!!!!!!!????????」」
突然、跡部は赤也の頬を殴り飛ばした。
赤也は、その鋭い痛みに、思わず顔が歪み
口からは、わずかに血が滲み出てしまっている。
その音に周りのみんなは驚き、跡部と赤也に注目した。
赤「いきなり何しやがんだ!?テメェーっ!!!!」
赤也は、突然殴られたことが
どうしても、気に食わないようだ…
跡「お前こそ…
ここまで、このオレ様を怒らせるなんてな!!」
赤「はぁーッッ!?ふざけんなよっ!!」