庭球長編2
□赤きイナズマ
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桃「なんで不二先輩には、越前のようにみえるんスか…??」
不「分からないかい?
それなら、見てごらん…あの異常なまでの、汗の量を…!!」
桃「そういえば……
普通どんだけ、体力がなくてもあの量の汗は尋常じゃないっスねぇ!!」
越「本人は、あくまでバレてないつもりだろうけど…」
3人は、赤也のことを話しながらストレッチをしていた。
桃「でもオレ、あいつのこと気に食わねぇんスけど!!
不二先輩もそうっスよね!?
あんなひどい目に遭わされて…
オレは、あんな卑怯なやり方で勝負しているあいつを、許せないっス…」
不「許せない…か………
桃城も青也くんと一緒なんだね…!!」
越「でも……
本当のあの人は、そんなに悪い人ではないと思う。」
越前が独り言のように呟いた言葉に、桃城は反応を返した。
桃「なんだ?お前…
あいつのこと何か知ってんのかよ!?」
不「…………………」
不二は、そんな越前の様子を目を開いて見ている
跡「なんで越前はそう思うんだ…!?」
「「!!!!!!!????????」」
突然の跡部の登場に、その3人は驚きが隠せない。
桃「跡部さんっ!?
今、トレーニング中っスよ??」
跡「あーん?お前等が言える立場かよ…??」
桃「う"っ…!!」
不「……………………」