庭球長編2
□赤きイナズマ
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跡「昨日の夜の出来事だよ…!!
もう、忘れちまったのか!?
自分が、丸井にしがみついて、涙きそうな顔でしがみついてただろーが!!」
赤「!!!!!!???????……
あんた…見てたのかよッッ!?」
赤也は、すごい目で跡部を睨み付けたが
跡部はそれに一行に動じない。
跡「このことは、丸井には口止めされてんだけどよ…!!
まぁお前が、誰かに言って欲しいたてんなら別だぜ??」
赤「ンなはずねぇーだろ!!!」
跡「じゃあ教えろ!!
越前と、この合宿中に何かあったか!?」
赤「!!!!!!?????はぁ!?」
跡部は、突然赤也に質問した。
赤也には、その質問の内容が分からず、少し戸惑っている。
跡「みんな、テメェーのこと否定してるってんのによ…
越前だけは……
お前のことを、"悪い奴じゃねぇ"って言ってんだ!!」
赤「……………………
なぜそれを、わざわざ……っオレに聞くんスか…?
直接、越前にっ……聞けば……………」
跡「あいつに聞いたら…
それを言ったらテメェーを裏切ることになるから言えねぇ
って言ってた…!!だから、お前に聞いてんだよ!!」
赤「……………………………」
赤也は、その言葉を聞いて
正直、越前のことを見直したようだ…
そして、越前のことを信じていてよかったのだと。
そう思っていた。