庭球長編２
□赤きイナズマ
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跡｢丸井は…
何か、知らねぇのか!?｣
丸｢知るかよ…
オレ等はそんな話し、絶対にしねぇもん………｣
跡｢そうか…｣
跡部は俯き、青也の方を軽く見た。
すると、ブン太が当然
丸｢オレ等はただ…怖かっただけだったのかもな……。｣
瑠｢怖い………?｣
丸｢やっとのことで、オレ等と赤也はこんな関係になれたんだぜぃ…??
なのに…そんなこと聞いて
もし……赤也との関係が崩れたりしたら……
とか考えるとどうもオレには出来ねぇ!!｣
ブン太は、おもいきり拳を握りしめた…
なにも出来ない…
逃げることしか出来ない自分が、悔しいのだろう…。
跡｢そんなに脆いモンなのか…!?
テメェー等の"関係"ってモンはよ…?｣
丸｢…………………｣
青｢結局……
あいつは、そういう奴だったってことかもな…!!｣
青也は静かに呟く……
そしてそれに、ブン太は異常に反応した…
丸｢ちげぇよ!!
赤也はそんな奴じゃねぇ…!!
本当は……あいつ……｣
ブン太は、全てを話そうとした。
その時!!
仁｢丸井ｯｯ!!!｣
当然仁王が、どこからか現れて
一歩一歩ブン太の所まで歩いてきた…
丸｢仁王………｣
仁｢そこまでぜよ…!!｣