庭球長編2
□赤きイナズマ
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青「何で、あんたが此処にいるんスか…!?」
丸「相変わらず生意気だなぁ、お前!!」
そういうと、ブン太は青也の頭をくしゃくしゃにした。
青「うるせぇーっスよ!!
それよりオレの質問に答えて下さい!!」
青也は、ブン太の手を退かしながら一応敬語を使って言う
丸「ただオレは海を見に来ただけ!!
で…そっちはなんで、こんなとこにいるんだ!?」
青「………………………」
瑠「あたし達も同じ理由よ!!」
丸「なんだ!!そっか!!
ならオレ等、案外気ぃ合うかもなッッ!!」
ブン太は、瑠美達にウインクしながら笑顔で言った。
瑠「!!!!!!!!!!!!!!!!」
<やばい………可愛い過ぎる!!>
瑠美は、ブン太の笑顔にますます惹かれてしまったようだ
丸「つーかオレ…
さっきの話しの続きが気になるんだけど、よかったらしてくんねぇかな?」
青・瑠「「!!!!!!??????」」
青「何言ってんだよ…!?
誰がそんなこと…………
てかあんた、盗み聞きしてたんスか!?」
丸「"盗み聞き"ってのは言い方が悪りぃよッッ!!
せめて"立ち聞き"にしといてくれよな!!」
青「いや……
あんまり変わってない気が…」
丸「この違いは、お子ちゃまには分かんないんだよなぁ!!」
青「オレとあんた…
年1つしか変わんねぇし…」
丸「んなことより…
別いいじゃんよぉ!!減るモンじゃねぇんだし!!」
すると瑠美が突然……
瑠「いいんじゃない…??
丸井くん1人に話すくらい…
それに、あたしも本当の理由知りたいし!!」
青「……………………」
瑠「ねッッ!?」
青也は、どうやら瑠美に押し負けてしまったようだ。
青「……………………
……はぁ…………分かったよ…………」
そして、青也はしぶしぶ口を開いた。