庭球長編2

□赤きイナズマ
5ページ/6ページ

青「何で、あんたが此処にいるんスか…!?」


丸「相変わらず生意気だなぁ、お前!!」


そういうと、ブン太は青也の頭をくしゃくしゃにした。


青「うるせぇーっスよ!!
それよりオレの質問に答えて下さい!!」


青也は、ブン太の手を退かしながら一応敬語を使って言う


丸「ただオレは海を見に来ただけ!!
で…そっちはなんで、こんなとこにいるんだ!?」


青「………………………」


瑠「あたし達も同じ理由よ!!」


丸「なんだ!!そっか!!
ならオレ等、案外気ぃ合うかもなッッ!!」


ブン太は、瑠美達にウインクしながら笑顔で言った。


瑠「!!!!!!!!!!!!!!!!」
<やばい………可愛い過ぎる!!>


瑠美は、ブン太の笑顔にますます惹かれてしまったようだ


丸「つーかオレ…
さっきの話しの続きが気になるんだけど、よかったらしてくんねぇかな?」


青・瑠「「!!!!!!??????」」


青「何言ってんだよ…!?
誰がそんなこと…………
てかあんた、盗み聞きしてたんスか!?」


丸「"盗み聞き"ってのは言い方が悪りぃよッッ!!
せめて"立ち聞き"にしといてくれよな!!」


青「いや……
あんまり変わってない気が…」


丸「この違いは、お子ちゃまには分かんないんだよなぁ!!」


青「オレとあんた…
年1つしか変わんねぇし…」


丸「んなことより…
別いいじゃんよぉ!!減るモンじゃねぇんだし!!」


すると瑠美が突然……



瑠「いいんじゃない…??
丸井くん1人に話すくらい…
それに、あたしも本当の理由知りたいし!!」


青「……………………」


瑠「ねッッ!?」


青也は、どうやら瑠美に押し負けてしまったようだ。


青「……………………
……はぁ…………分かったよ…………」


そして、青也はしぶしぶ口を開いた。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ